星空を長時間露光で大きく切り取った雄大な写真です。富士山麓の街の明かりが輝く海面のようにも見えます。海をほとんど見せずに、でも駿河湾越しでなければ撮れない構図や冬空の凛とした空気感が伝わる素晴らしい作品です。

穏やかな駿河湾と言えどもなかなかお目にかかることのない凪の晴れた日を表現した一枚です。「近くにもウユニ湖」というタイトルが添えられていましたが、雲を正確に映し出した海面がアンデスの絶景を想起させますね。残暑の日差しに温む水辺で戯れる子どもたちの歓声が聞こえてきそうです。

駿河湾の素晴らしさを1枚に凝縮したような作品です。富士、街、海、港、船をモノクロの世界で見事に調和させています。ノスタルジーを感じさせつつ、これから先もこのような駿河湾であって欲しいと未来にも思いを馳せることのできる作品だと感じました。

駿河湾に沈む夕日の一瞬の姿を鮮やかな色彩と印象的な飛行機雲で表現しています。この時間、この場所からではないと出せない色ではないでしょうか。雲の一部が富士山を模っているようにも見え、構図に華を添えています。

波しぶきが美しく、まるで富士山と高さを競っているような躍動感を感じます。

黄砂に霞む幽玄な富士山と、荒々しい姿の駿河湾の対比に魅せられます。

抜けるような青！空と駿河湾がお互いを映え合い、引き込まれるような、迫りくるような印象です。

船によって作られた白波でしょうか？波立つ粒のひとつひとつが美しいです。

夕陽が作り出したシルエットが、ゴジラ岩を美しくくっきりと浮かび上がらせていると感じます。

三四郎島のトンボロ現象は有名で、タイミング良く春霞が美しい景色全体を優しく包んでいます。

「駿河湾富嶽三十六景－第十六景」ぽかりと浮かぶ淡島と養殖筏、絶景ポイントを額縁のような濃い新緑が縁取っています。

富士山と駿河湾は、どちらも全てを包み込んでくれるのでしょうか？ まるで絵画のように絵筆のタッチと色合いが見る人の心を安らげてくれます。

海上から眺める駿河湾と富士山は、雄大な景色を独り占めできる特等席ですね。凪いだ駿河湾からの海風が、色彩を美しく仕上げているようです。

夕日の浮かぶ馬ロック、たてがみがなびいているような岩肌まで美しい朱に彩られて美しいです。

堂ヶ島の遊覧船からしか見ることが出来ない天窓洞に差し込んだ光が、駿河湾をエメラルドグリーンに染めてくれます。

港の静かな風景の中にも、そこで働く日常や活気が伝わってきます。

三保の工場地帯のタワークレーンのシルエットが美しく、優しい雰囲気も感じます。

天を仰ぐようにそそり立つガントリークレーンの足元に集まる、色とりどりのコンテナ。四角く切り取られたこの埠頭の日常が、ここにあります。

青い空を見上げながらSUPを楽しんでいる姿が分かります。更に深い海の青さが印象的ですね。

トライアスロンのアスリートの力強さは、そのまま駿河湾の美しさに通じますね。

「はじまりの鐘」から覗く海岸線が、日の光を受けて輝いています。地域の歴史をゼロの視点で見つめ続けてくれそうですね。

夕焼けに染まった駿河湾の美しさは言うまでもなく、少女の健やかな成長を見守ってくれているような１枚ですね。

「オッ？」と声が聞こえてきそうなニジギンポの表情が可愛い1枚。駿河湾の海中は、色鮮やかで澄んでいて、とても楽しい世界なのでしょうね。

駿河湾の赤い宝石「サクラエビ」。富士川の河口の名物風景であり、これからも守っていきたい駿河湾の美しい風景のひとつです。